性格ナビは「個」に光を当てるこれからの時代に活用できると確信

株式会社MOVER&COMPANY

設立2008年

従業員数47名

コンサルティング事業

個の可能性を最大化した結果、組織の可能性が最大化する

「個」の特性を抽象度高く分析できる

私は仕事のテーマを「組織の可能性の最大化」としています。人事コンサルタントとして複数の企業さまに関わり、様々な成功事例・仕組みを目にしてきましたが、重要なことは〝個の最大化〟が組織の最大化に繋がるという視点だと考えています。

多種多様な雇用形態・働き方・価値観の中で、いかに個別最適化していき、どう再現性を作っていくかが課題だと考えていた中で、性格ナビに出会いました。性格ナビを初めて受けた時の感想は、とにかく「当たっている」でした。

採用や組織開発に使われる性格分析ツールは、業務をする上での性格傾向や、組織全体を判定するツールが多く、「個」の特性を抽象度高く分析できることに驚きました。社内のチームメンバー全員に診断を受けてもらって、お互いに結果を見せ合い、メンバーたちからの感想やお互いを深く知る様子をみていると、チームビルディングに活用できるという感覚がありましたが、私はこれを組織開発に活用できると感じました。

お互いの報告書を確認しながら心理ロジックを解説

多様な価値観を受け入れてイノベーションを生み出したいマネージャーこそ自分自身の性格特性を可視化すべき

誰が承認欲求、所属欲求を手放しているのかが性格ナビでわかる

弊社では、企業さまの採用や社員教育の支援を行っておりまして、複数のクライアントさまに対して性格ナビを導入してみました。弊社のように、直接的に利害関係が発生しない外部の人間に対して、社員の方は本音を話してくれやすいのですが、一方で、第三者である我々と信頼関係を築くことに時間がかかることもあります。

そんな中、性格ナビの報告書があると、我々のことを「自分のことを理解してくれる人」と感じてくれます。相手の「安心感」を早い速度でつかむことができ、深層心理にアプローチしやすいのです。

また、お互いの関係性が深く作れていると、面談中に会社への愚痴が上がりやすいです。愚痴を言うだけで終わってしまうと、そのマインドに引っ張られて業務に影響が出てしまいます。そういう時に、性格ナビの報告書で浮き上がったその人の性格的、生まれ持った長所についてお話し、自分が抱えている課題への解決の糸口に焦点を当てると、前向きな気持ちで仕事に臨んでもらうことができます。

加えて、性格ナビでは「成人発達理論」という、その人が抱えているニーズを予測できるのですが、この理論は多様な価値観を受け入れてイノベーションを生み出すチーム作りに活用できると感じています。と言いますのも、組織にイノベーションを起こすには、マネージャー自身が、手法やノウハウだけでなく、承認欲求や所属欲求から抜け出し、自分の価値基準を強く持ってプロジェクトを推進できる状態になっている必要があります。

その人財が会社にいるのか、また誰がそのような要素を持っているのか、つまり、誰をマネージャー候補にするのか、成人発達段階がその指標のひとつとなり得るのです。コロナの影響で働き方改革が進み、これからはますます「個」に光が当たります。個々人の長所短所を理解した上で目的に合ったチーム作りをする、そういう時代にあったツールではないかと思います。