自己認識と他己認識の差に触れ、相手のタイプを認識した上で、どう振る舞うべきか考えるきっかけになる

株式会社ニジボックス

設立  :2010年

従業員数:145名 ​

事業内容:デジタルマーケティング事業、オンラインサービス事業

リモートワークで顔を合わせることが少なく、お互いの状況を把握し難い状況

データを元に客観的にチームメンバーの内面を知ることができた

今回、研修を行うにあたり、まず、私自身が性格ナビを診断し、講師から事前に診断結果(以下、報告書)をベースに性格特性のフィードバックをいただきました。まず、そのフィードバックが的確で驚きました。

自分が認識している部分はもちろんですが、潜在意識に抱えていた課題まで指摘されて、これは「当たっている」と感じました。

メンバー全員に診断を受けてもらい、全員の個性を可視化できれば、チームのマネジメント、そしてチームビルディングに活用できると感じ、チームメンバー全員への診断と講師からのフィードバックを行いました。

「①自分を知る」「②他者を知る」というステップを踏んだ上で、自分の会社の中での役割をお互いに認識できれば、チームのパフォーマンスを向上させられると考えています。

加えて、昨年の緊急事態宣言が発令され、弊社でもリモートワークが中心となり、入社してから一度も対面で会っていない、というメンバーもおります。​そんな中での今回の研修でしたので、メンバーの内面を知る良い機会となりました。チームメンバーは、お互いに自分のことをどう思っているのか気になっている状態でしたので、今回の研修でお互いを知り、意見交換をすることで安心感を得たメンバーもおりました。まだまだ本音で会話できてない部分もあると思うので、もっと腹を割って会話できるチームにしていきたいですね。

▲TV会議によるオンライン研修

 

性格特性は自分を基準に考えがちだが、100万人のデータとの比較、チームメンバーとの比較で相対的に知り、他者と自分のギャップを理解できた。

誰が自分の認識とは違う意図で自分の行動を他者が認識してしまう。

今回の研修で、自分の行動自体はきちんと認識していたとしても、他者からは自分の意図とは違う認識があること、また、逆に他者の行動や発言に関しても、自分が認識している意図とは違う可能性があることをメンバーに実感してもらえました。

この認識があることで、相手のタイプを理解した上で、どう振る舞うべきか考えることができるようになります。

また、個人の特徴については自分を基準にして考えてしまいがちですが、性格ナビを診断した100万人のデータと、弊社メンバーのデータを比較して、相対的に自分がどのような特徴を持っているかを知ることができ、他者とギャップを持ちやすい部分を理解することもできます。

加えて、思考の癖やメンバー間でどのように接していくと関係性が良くなるかを考えることができ、実際に案件を進めていく上で今すぐにでも試せる発見がありました。

今後は性格ナビを活用して、相性が良い組み合わせはどのようなものが想定されるかなどを知りたいですね。

自身の伸ばすべき点や改善点の意識、メンバーとのコミュニケーションに今回の結果を役立てられればと思える貴重なチームビルディングの機会をいただき、ありがとうございました。