性格ナビがあることで面談者さまと”一緒に答えを見つけていく”キャリア面談になる

株式会Matka

設立:2020年

キャリア・資産計画相談サービス「キャリマネ キャリアとお金で人生を前へ▷▷▷」の運営。
HP:https://roughcari.com/

 

診断×面談の相性の良さを実感

今回、先日リリースしました「キャリマネ」にて、性格ナビを活用させていただきました。キャリマネでは、「今の仕事になんだかモヤモヤする…」など、漠然とした将来への不安がある方へ向けたキャリア・資産計画相談サービスです。一秒でも長く「自分らしく生きる」ために、理想のキャリアプランを明確にし、資産形成の土台作りをサポートしております。

性格ナビを活用し、下記の流れで面談をさせていただきました。

①今日の面談の目的(明確にしたいこと・得たい情報)を面談者さまとすり合わせ
②ご経歴の棚卸しからビジネススキルとお強みをヒアリング
③性格ナビの診断結果の共有・ご志向性のすり合わせ
④今後の方向性・面談後のアクションを決める

性格ナビを活用して感じたことは、面談の質がぐっと上がるということです。

診断結果の利用方法としては、面談者さまの性格傾向や強み、弱みを占いのように言い当てるのではなく「診断結果ではこういう傾向がでていますが、いかがでしょうか?」「一般的に20代の傾向値としてこのようなデータがありますが、ご自身としてはどのように思われますか?」と、ヒアリングのきっかけとして使用いたします。

そうすることで、「確かに、仕事の中でもそれを褒められることが多い。」「〇〇業務を経験する中で、この強みは活きていたと思います!」といったように、自発的なご経験・スキルの棚卸しを促すことができます。

また、性格ナビでは成人発達段階を可視化しておりまして、「自分自身が成長したい、組織の中でマネジメントをしていきたい、自分自身が主導してプロジェクトを作っていきたい」など、現時点で面談者さまが抱えているニーズも可視化されています。

診断結果をみながら、アドバイザーからの質問に答えていく中で、アドバイザーの主観ではなく面談者さま自身での内省を促すことで、大きな納得感に繋がったように感じます。

性格診断の結果を共に読み解くことで、我々アドバイザーの一方的な見解を押し付けるのではなく、【一緒に答えを見つけていく】というスタイルの面談をより円滑に実施することができます。

強みと価値観を可視化することで面談者さまにとって納得感があるご提案が可能に

さらに、性格ナビがあることで、強みと価値観が可視化されるため、本当に望んでいる未来像の具体化ができます。

キャリア面談を行っていく中で、面談前にご希望されていた職種が、本当に望まれている未来とミスマッチとなっていることに気づき、最終的に希望の職種や業界を変えられることも大いにあります。

しかし、充分に面談者さまのご希望を整理できていなかったり、認識を明確に共有できないままご希望と異なる企業をご提案してしまうと、面談者さまは「受かりやすい企業を提案している」とアドバイザーに疑念を持ってしまうこともあります。

性格ナビがあることで「強み」「価値観」が可視化でき、客観的なデータを元に「本当に望んでいる未来」を共有しながら面談を進めていけることで、ご本人が気付いていない職種・業界についても納得感のある形でご提案をさせていただくことができます。

性格診断ツールは、結果に書かれてある強み弱みは理解できるのですが、その後のアクションに繋がられないまま終わることもあるかと思います。そこにキャリア面談が加わることで、その強みをどう活かしていくのか、というところまで見つけていきやすくなります

また、キャリア面談は口頭での面談で終わってしまうことも多いため、性格ナビのように可視化されたアウトプットがあることで、面談が終わった際、面談者さまも振り返りをしやすいとも思います。

キャリア面談はおよそ60分前後という短時間で信頼関係構築から最適なご提案を持っていかなければなりません。短時間で面談者さまの内面をキャッチアップすることはアドバイザーにとって大切なことです。

客観的な結果とアドバイザーの知識・スキルが掛け合わさることで面談者さまにより深い自己理解を促すことができるのではないかと思います。